本記事では、就労継続支援で行うレクリエーションについて、どのようなレクリエーションが行われるのか解説しています。またe-スポーツを取り入れている事業所についても解説するので、佐賀をはじめ全国での就労継続支援の利用を検討としている方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
就労継続支援におけるレクリエーションの必要性は、身体機能や脳機能を活性させること、コミュニケーションを促進させること、生活の質を向上させることの3つがメインとなります。
ただしレクリエーションは就労継続支援施設において、利用者の方にとっての楽しみともなるはずです。レクリエーションは心身の障害を軽減させるためにも役立ちますし、身体を適度に動かすことで脳への刺激も与えられます。
またレクリエーションで利用者の方が楽しむことにより、ストレスを解消させられたり心身を良い状態にしたりすることができると考えられます。つらい状況の中で働いている利用者の方々が仕事の合間にレクリエーションでほっと一息つくことにより、心身の回復が促されることもあるはずです。
したがって就労継続支援施設でのレクリエーションの必要性とは、利用者の心身の活性をうながし、日々の生活を楽しくするためのものと言えます。
就労継続支援施設におけるレクリエーションでは、研修旅行や懇親会、果物狩りなどの行事が行われることが多くなっています。また施設によっては絵馬をつくったり、書き初めをしたり、タイピング大会を行ったりして利用者の方にさまざまな体験と楽しみを提供していることもあるようです。
またバーベキューやスイーツ作り、餅つき大会、スポーツ、ハロウィーンパーティー、クレープ作りなど、施設ごとに多種多様なレクリエーションが実施されています。クレープ作りのレクリエーソンではたくさんのフルーツやクリーム、デザートソースを用意して、利用者が好みのクレープを作り、自由に食べられる方式で実施されたそうです。そのため利用者の方の満足度も高く、実施後は明るい気分になれたことでしょう。
いずれも利用者が体験として楽しめて、他の人との交流もはかれる内容となっているので、利用者の方の能力向上に役立つのではないでしょうか。
e-スポーツとは「エレクトリックスポーツ」の略称であり、パソコンなどの電子機器を用いてスポーツを疑似体験するものです。障害を持つ方でも、自身の得意な分野や個性を発揮して活躍できる可能性があることから、佐賀をはじめ多くの就労継続支援施設で取り入れられているレクリエーションです。
就労継続支援施設の中にはe-スポーツをレクリエーションの一環として取り入れているところもあり、e-スポーツをおこなうことには他のプレイヤーとの交流によるコミュニケーション能力向上や、スポーツの実践から試行錯誤することによる対応力の習得、ストレスやモチベーションを自身で管理する能力の向上などが期待されます。
e-スポーツを実際に導入している就労継続支援施設では、実施する大会当日に利用者の動画や写真を撮影するなど、利用者の思い出に残るサービスを提供していることもあります。
ここではA型・B型就労継続支援施設を運営し、幅広い仕事(作業)を用意している、皆さんにおすすめしたい佐賀県の就労継続支援施設(2021年6月調査)をご紹介します。作業内容や魅力などを解説するので、ぜひ自分に合った施設を探してみてください。
パロン |
一人ひとりに応じた
個別支援計画を立てながら フォローをしてくれる コミュニケーションミスやトラブルを無くすために、指導員以外にカウンセラーを常駐させて、就労者が相談しやすい雰囲気を作っています。悩みや不満が大きくなる前に解決できるので、安心して作業に取り組めるのが大きな魅力です。 網羅している職種・作業内容
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碧生会(ReLife) |
通信制高校と連携。働きながら高校卒業資格を取得できる
佐賀市内でReLifeというカフェを運営しており、ここが就労継続支援施設となっています。 網羅している職種・作業内容
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楠の木会(楠の木園) |
総合的に福祉サービスを
提供する 相談支援事業を始め、さまざまな福祉サービスを提供しています。 網羅している職種・作業内容
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ゆとり(道の家) |
地域密着で地元の人の助けになる仕事
地域密着型の施設で、就労の場の提供や定着支援を行なっています。 網羅している職種・作業内容
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